星供養伝授
2020/03/20 12:00
こんにちは、浄幽寺院代の山﨑亮秀です。
新型コロナウイルスの感染拡大で、世間は様々なところで活動が自粛されておりますね。経済活動の停滞も大きな問題ですが、それよりもお亡くなりになられた方や今もなお罹患されている方がいるのが現状ですので、一刻も早く事態が収束へと向かっていって欲しいと願うばかりです。
さて、そのような中ではありますが、私、3月17~19日の行程で、星供養の伝授を受けるため、山形県朝日町の若宮寺に行ってきました。お授けくださった阿闍梨様は、若宮寺のご住職、登坂高典師です。登坂住職は真言宗豊山派の総本山長谷寺で宰堂を歴任されており、この度の星供養次第も長谷寺で修するものと同様のものを授かりました。
星というのは生年に配して生涯の星となるのが「本命星」。北斗七星(貧狼・巨門・禄存・文曲・廉貞・武曲・破軍)の一つをその人の属する本命星となります。 またその人の本年の廻り星であるのが「当年星」。人の年齢によって九曜星(日曜・月曜・火曜・水曜・木曜・金曜・土曜・羅睺・計都)の一つが当てられ、その一年間その人の運命を支配する星となります。
それらをお祭りして供養することにより、災いを避け福を招くことを祈念する行事です。主に密教寺院で行われています。
今後は浄幽寺でも、行事や個人での御供養などに応じられるよう、修していきたいと思います。
ホームページ上でのお申し込み方法などの告知にはまだ時間がかかるかと思いますが、これらも併せて準備していきます。
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